閑人の「戯れ言」

気に入ったことは勿論ながら、気に入らないことも思いついたままに・・・・・・・

「au携帯電話の不正契約被害」(4月にアップ)のその後・・・・

 

 

au代理人弁護士からの再三の支払い請求が来なくなった。
一応、auは不正な請求をしていたことを認めた結果だと
考える。


そもそも、事の発端は12月末に「au」から電話代の請求書が
来たことから始まる。
照会をすると、11月に2台の「iーPhone」と「i-Pad」
計3回線の契約がされ、それに伴っての請求だという。


通常は、電話代の請求は預金口座からの引き落としでされるが、
契約時の「口座振替依頼書」の取引印相違で金融機関での引き
落としは当然に不能
auからはその後この「口座振替依頼書」が同封され、改めて
取引印の押捺依頼書が送られて来た。
その契約時依頼書の本人欄の署名は本人筆跡と異なり、連絡先
電話番号も不明な携帯電話番号が記載。


auには再三にわたり、第三者による不正契約である旨を通知
したが、その後も継続して費用請求が続いた。

 

さらに窓口は同社の顧問弁護士に移り(解約機種代金と通話料)
40万円超の請求が来るに至った。


弁護士事務所にも、不正契約である旨の連絡をしたが事務員が
対応。
弁護士に直接説明することを頑なに拒否された。
その理由は、同社からは「債権取り立て依頼」の受任のみして
おり、債権発生原因については弁護士は関係が無い。
請求金の支払いのみを要求しているとのこと。
だから弁護士につながないと言う。

契約の存否については、auと直接話し合えとそれ以上には
進まず。


理屈的には一応筋が通っているが、こちらが請求の原因である
契約そのものの不存在の主張をしているからには、依頼者au
に照会をすべきだと言ったが・・・それも必要ないと言う。

弁護士からは、その後も数度の支払い請求。
そして法的手続きに移行するとのいわば脅し通知。

 

その間、5ヶ月にわたってやりとりをした相手は

1 auサポート窓口  数回(含最長2時間超)
2 au販売店 店長
3 県消費者生活センター
       (担当が2回目に退職し中断)
4 市消費者生活センター
        (刑事事件だと思うから警察に行けと責任回避)
5 東京第一弁護士会
       (au代理人弁護士の所属弁護士会)
       (弁護士法違反の疑い照会)
6 市無料法律相談
       (経験の乏しい若手弁護士で成果無し)
7 法テラス (対au側弁護士への対応方法確認)
8 総務省 電気通信事業部 所管担当課
9 地元警察
    (面倒がられ、自助努力を勧められた)


4月時点での請求額は¥440,424ー
このまま捨て置いても、金額的に見て訴訟を起こされる懸念
は無いが、5ヶ月にもなり、流石に精神的にも疲れたので
解決をする事にした。

 

au側は、契約時の身許確認をパスポートでしていると
言うが、その詳細も示せず、前記の通り口座引き落とし依頼書
の内容がデタラメで、肝心の契約者と称される本人が否定も
している。

そこで、「債権不存在」の主張を代理人弁護士宛に送付する
ことにした。
ただ、発信するからには、即結果を出したい。
で、発信人が個人名義か弁護士名かで悩み、結局弁護士名で
発信する事にした・・・・その費用¥55,800ー
原稿は私が書き、弁護士名で内容証明で発信。

 

私は、被害者本人の相談にのって面倒を見たが、憤りのやり場
の無い中途半端な思いのままでいる。
調べてみると、auの代理店では総務省でも認識している
公にされた不正契約の実績も有る。
隠れた事例は判らないが、巨大化し担当が分化されて顧客の
情報、意見、苦情をくみ取ることが限りなく困難になっている
ことだけは事実である。

 

個人と対巨大企業・・・・泣き寝入りしかないのだろうか?
直接費用だけで!!¥55,800ー。