閑人の「戯れ言」

気に入ったことは勿論ながら、気に入らないことも思いついたままに・・・・・・・

楽譜の整理

 

手許に楽譜がたまりすぎている話し。
アマチュアと言えども、音楽歴が長ければ楽譜がたまっている。
「何冊」と言う単位では無く、量は何メーターと言った単位で言う
しか無い状態。

基本的なレッスンに使った教則本、全集的な楽譜が順次たまって
いったのは当然だが、弾いていない(難しくて弾けない曲、譜面を
見たい曲、弾きたい曲を含め)協奏曲、ソナタ等々ソロ用の楽譜が
多数。
これらは、演奏者で有れば、一般的なパターンだと思うのだが、
加えて合奏用の室内楽曲。
私は現代曲はほとんど持っていないが、ルネッサンスバロック
古典派等の弦楽合奏や一部管楽器の含まれる曲。
弦楽四重奏曲、三重奏曲、五重奏曲等。
前のブログで触れたが、バロックを中心にしたトリオを始めたから、
これに使うべく多くのトリオ曲集。


更に、全パートが揃っていない、一部のパートのみの楽譜。
これらは、オーケストラ活動やその他活動で、本番前の譜読みや
本番用に渡され(正本は返却するが)手許に残った楽譜。
不要分は破棄するが、珍しい曲や、なかなか個人では手に入らない曲
もあり、いつのまにかこれらもたまっている。


そして、
同じ曲でも発行元のみが異なる楽譜が、何曲も有る。
時代の変化で、解釈や原曲の研究が進み、同じ曲でも内容が異なって
居たりする楽譜。
場合によっては、譜面が読みづらく、別の発行元の楽譜を買いますことも
有る。


確実に言えることは、積んだままで、弾くことは勿論、二度と見ることも
無いで有ろう譜面も多数有ると言うこと。


神田(東京)に楽譜の古本屋さんが有る・・・・「ダンボ-ル箱で送って
下さい。買い取りします」と言われるが。
積んだままで過ごさないで、誰か使用してくれる人に回すのが、良い
のかもしれないが、なかなかその気持ちには成らない。
兎に角、増え続けている。


亡くなった方の遺族から、その様な楽譜の一部を私も譲り受けたことも
有るし、室内楽の集まりのまとめ役をなさっていた方の没後に、余りに
多数の楽譜が残り、その処理に周囲が困っておられる事例も知っている。


私の場合は、それほどの量では無くても、関心のない人にとっては、
単なる大量の紙くずの山。

考えると、頭が痛い・・・・